アラフォーに差しかかった頃から気になる体臭。
香水や柔軟剤などでごまかしても、そこに体臭が混ざって「スメルハラスメント」となっているかもしれません。
体臭の原因や部位別の対策方法を知って、改善していきましょう。
体臭の原因は?

体臭の原因のほとんどは汗によるものです。
本来、汗そのものにはニオイはありませんが、 皮膚の常駐菌が汗を分解する時に生じる「分解臭」や、汗に含まれている成分が変化する時に生じる「酸化臭」がニオイの原因になるといわれています。
ワキのニオイ
脇には汗腺が多く、汗をかきやすいためニオイが発生しやすいのです。
デリケートゾーンのニオイ
生理前は女性ホルモンの影響によって皮脂の分泌が活発になり、皮脂腺に脂が詰まりやすくなり、それが酸化してニオイの原因に。
さらに生理中はナプキンなどで蒸れやすく雑菌が繁殖しやすくなります。
頭皮のニオイ
頭皮の毛穴に詰まった皮脂や古い角質などが酸化してニオイの原因に。
頭皮の皮脂量は想像以上に多く、なんとTゾーンの2倍だといわれています。
原因別の対処方法
ワキのニオイ対策
一番の対策は、汗をかいたらすぐに拭くこと。
特に大量に汗をかきやすいワキを拭く時は、水で濡らした清潔なハンカチなどで軽く押さえるように拭き取るのがポイントです。
ゴシゴシとこするように拭くと雑菌が発生して更なるニオイの原因になるので要注意です。
汗を引かせるために、首の後ろやワキの下などのリンパ部分を冷やすことも効果的です。
デリケートゾーンのニオイ対策
シャワーなどでこまめに清潔に保つことが第一です。
また、おりものシートなどを使用してこまめに交換することも大切です。
生理中はナプキンを少なくても3時間に1回は取り替えるなど、常に清潔に保ちましょう。
さらに、下着もデザインだけでなくコットンやシルクなど通気性が良くムレないものを選ぶのもオススメです。
頭皮のニオイ対策
毎日きちんとシャンプーしているつもりでも、皮脂汚れが十分に落ちていない可能性があります。
正しいシャンプーの仕方を見直してみましょう。
面倒だからとすぐに乾かさずそのままにしていると、雑菌が増えてニオイの原因になります。洗髪後は頭皮からしっかりと乾かすようにしましょう。
まとめ
体臭を防ぐためには、皮脂量を増やさないことが重要です。
脂っこい食べ物や甘いものは皮脂量を増やしやすいので注意が必要です。
体臭が気になるからと香水や柔軟剤などの香りで消したくなるかもしれませんが、周りには余計に不快感を与えてしまっているかもしれません。
ニオイの原因に合わせて対策をし、根本から解決していきましょう。

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