カロテンやビタミンB群、食物繊維など栄養が豊富なカボチャ。
煮物やスープ、サラダなどの料理の他、スイーツにも大活躍ですね。
今回はかぼちゃの選び方と保存方法についてまとめました。
かぼちゃの選び方
美味しいかぼちゃの選び方のポイント
・形が左右対称になっている
・軸の切り口が乾燥していて、軸の周りがへこんでいる
・皮の表面がツヤツヤしていて、硬くてキズがない
・持ち上げるとずっしりと重い
カット売りのかぼちゃの場合は、濃いオレンジ色で肉厚のもの、種は熟して膨らんでいるものを選ぶとよいでしょう。
かぼちゃの保存方法
かぼちゃは霜を嫌い、発芽するには温かい土壌が必要です。
収穫されたかぼちゃは切り口を乾燥させて、その後風通しのよい日陰で2~
3週間ほど保管します。
収穫直後のかぼちゃは甘みが薄く水っぽいのですが、この保管期間の間にデンプンが糖に変わり甘みが出てくるのです。
常温・冷蔵保存
かぼちゃの保存には10~17度くらいが適温ですので、この温度の範囲であれば常温保存がオススメです。
夏場は新聞紙などで包んで冷蔵庫で保存しましょう。
10度以下で保存すると低温障害により傷んでしまうので注意が必要です。
保存の目安は2ヶ月程度で、保存期間が長いと熟し過ぎてべちゃっとしていまいます。
カット保存
カットしたかぼちゃを保存する際の注意点
・カットの際は切り口を濡らさない
・スプーンなどで種・ワタを取り除く
・キッチンペーパーを詰めておく
・空気が入らないようにピッタリとラップで包んで保存袋に入れて冷蔵庫へ
保存期間の目安は1週間です。
カットした場合は腐敗しやすいので、常温保存は避けましょう。
冷凍保存
かぼちゃは10度以下で保存すると鮮度の低下や腐敗がおきてしまいます。
しかし、加熱した場合は冷凍保存が可能です。
・余熱を冷まして水気を切る
・ラップで包んで、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ
保存期間は1ヶ月程度です。
冷凍したかぼちゃは自然解凍すると水っぽくなってしまうので、解凍せずに凍ったまま調理しましょう。
まとめ
ハロウィーンのジャックオランタンなどで、秋のイメージが強いかぼちゃですが、一年中食べられる野菜です。
幅広いメニューに活用でき、栄養価も高いので美容や健康のためにも積極的に摂取したいですね。
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