生理前になると無性にお腹が減った感じがして、止まらない食欲に襲われる女性が多いと思います。
これには女性ホルモンが大きく関わっていて、特にプロゲステロンというホルモンの分泌量が生理前に増える事で、体に栄養分を蓄えよう働きかけるためです。
そのためこの時期はどうしても太りやすくなってしまうのです。
今回は、そんな生理前の止まらない食欲を改善する4つの方法についてご紹介いたします。
食事は抜かないこと
体型キープのために食事を抜いてしまいがちですが、食事を抜くと一時的に摂取カロリーは抑えられたとしても、その後の食事で血糖値を急上昇させる要因となってしまい、逆に太りやすい悪循環に陥ってしまいます。
さらにストレスが溜まって、体に様々な悪影響を及ぼすことも。
食事を抜くのではなく、食欲をコントロールする事が重要です。
食事の回数を増やす
生理前は小腹が空いてつい甘いものに手が伸びてしまいますよね。
実は甘いものを食べると、イライラを沈めてくれるセロトニンが増加するためなのです。
体が甘いものを欲しているのですね。
そんな甘いもの・間食を我慢するには、1回の食事の量は減らして、回数を増やすことで、できるだけ空腹状態を作らないようにする事が重要です。
さらに、よく噛んで食べることを心がける事で、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ事にもつながります。
噛み応えのある食事を採ることも食欲を抑える効果があります。
血糖値をコントロールする
プロゲステロンが増加することで、血糖値も下がってしまいます。
食べ過ぎは血糖値の急上昇を招き、その後は急降下してすぐに食欲が出てきてしまいます。
食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにする作用があるので、食物繊維を多く含む野菜などを最初に食べるのがオススメです。
逆に白砂糖を使った食品は、血糖値を急上昇させるので控えましょう。
香りで食欲を抑制する
グレープフルーツの香りには、交感神経を活発にする成分が含まれていて、食欲抑制や脂肪燃焼を促進させる効果があります。
オレンジなどの柑橘系の香りには、食欲を抑えるのに加えて、ストレスを緩和する作用なども。
こういったアロマの力を利用する事も食欲の抑制には効果的です。
まとめ
生理前の空腹にはホルモンの影響が関係しています。
女性の身体は本当にデリケート。
生理前は特に食事の内容に気を付けて、体重増加を抑えましょう。

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